活動内容・
団体紹介 |
『世界の医療団』は国籍、民族、宗教、思想などあらゆる壁を乗り越えて、世界中の最も弱い立場にある人々を対象に人道医療支活動を行っています。援助の対象となるのは、自然災害、武力紛争、疾病に苦しむ人々、難民、避難民、少数民族、ストリートチルドレン、医療から除外された全ての人々です。
また、人権や人間の尊厳の侵害するものを、医療を通じて世論に訴えるアドボカシー活動も私たちの重要な使命の1つです。
フランスのパリにある本部は1980年設立。日本支部は1995年の阪神淡路大震災の際、パリの医療チームが被災者救援のため神戸の長田地区に向かったことを契機に設立されました。日本支部は、人道医療支援活動を日本に紹介するとともに、募金活動、医療ボランティアの募集などを行い、世界への人道医療支援活動の窓口として活動を行っています。
日本支部は設立以来、ルワンダ、サラエボ、コンボ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ニジェール、エチオピア、リベリア等へ日本人ボランティアやスタッフを派遣してきました。
なかでも戦争、病気、先天性疾患などにより顔面に著しい損害を負い、社会差別に苦しむ子供たちに形成外科手術を施すプロジェクト、「スマイル作戦」には、1996年以来毎年日本から外科医師や看護師が参加。多くの子供たちとその家族に笑顔と希望を取り戻してきました。
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